【祝納車】トライアンフ ボンネビル(Triumph Bonneville )T120レビュー

今まで乗っていたゼファー750RSからトライアンフのボンネビルT120に乗り換えました!
今までの旧車(そこまでではないけど)のバイクと比べてどんな風になったのかレビューしたいと思います!

 

過去のバイク遍歴

事務所のホームページでこっそり書いているのですが、2008年からバイクを乗っていて、今までSR400(ヤマハ)、CB500T(ホンダ)、ゼファー750RS(カワサキ)と乗り続けてきています。

バイク名 メーカー 年式 排気量 所有期間
SR400 ヤマハ 2007年製 400cc 2008年8月~2009年7月
CB500T ホンダ 1976年製 500cc 2009年8月~現在
ゼファー750RS カワサキ 1997年製 750cc 2011年4月~2021年7月
ボンネビルT120 トライアンフ 2018年製 1200cc 2022年3月~現在



メーカーも排気量もバラバラですね。

今回ゼファー750RSの相場が高騰していることから思い切ってヤフオクで売ってしまい、新しいバイクを買いました。それがトライアンフのボンネビルT120です。

ゼファー750RSは力もほどほどにあり、街乗りも高速も普通に乗りこなせるし、重すぎることもないため、そこまで不満はありませんでした。

ただ、唯一の不満はオイル漏れでした。オイルパンの上から漏れているので、エンジンをばらしてガスケットを貼りなおすとなるとかなり修理代がかかりそうなので、だましだまし乗っていました・・・

トライアンフ ボンネビルT120にした理由

ゼファー750を売ったお金で購入したのが、トライアンフボンネビルT120です。
初めてのリッター超えバイクです(T120は1200ccです。軽自動車のほぼ倍の排気量です)
これはうちの親父が一時期ボンネビルT120を乗っていたので、試し乗りさせてもらったときに、そこまで重くない割に力強く、すぐ気に入りました。

CB1100や、Z900RSなんかと迷っていましたが、今まで乗っていたゼファー750の4気筒から、もう一度2気筒のバイクの歯切れのよいドコドコ感を味わいたくて2気筒に決めました。

もちろんカワサキのW800という選択肢もあったのですが、ゼファーよりも馬力が落ちるのはちょっとと思ったので、1200ccのT120という流れです。

ちなみに、T120は80馬力、W800の馬力は52馬力、ゼファー750RSの馬力は68馬力です。

ただ、一抹の不安としては、外車であるからこその、国産ではありえないような故障や整備性の悪さなどが今のところの懸念材料ですね。。
まだ納車されて時間が経っていないので調子はいいのですが、ゼファーのように10年乗っていけるのか・・・そこだけが不安です。

ボンネビルT120初乗りツーリングレビュー

納車されたこともあり、早速自宅がある埼玉から茨城県の霞ヶ浦、北浦までプチツーリングを楽しんできました。そんな中で感じたことをつらつら書いてみたいと思います。

重さや取り回しについて

237kgと車重自体はありますが、そこまで大きいバイクではないからなのか、取り回しはそこまで重さを感じません。むしろ今まで乗っていたゼファーなんかとあまり変わらない印象です。

ゼファー750RSの重量はカタログ上213kgなので、24kg増しになりましたが、トライアンフT120自体がそこまで大きい車両ではないからか、重量差については、あまり感じませんでした。

エンジン音・マフラー音

これは文句なしにイイです。4気筒にはない、2気筒ならではの歯切れのいいドドドド感が感じられて、いかにもバイクに乗っているぞという気分を盛り上げてくれます。

旧車のカワサキW1なんかと比べたら全然迫力はないですが(W1が爆音なだけかもしれません)、マンション住まいなど近所の目を気にしながらバイクを楽しむ場合には、このくらいの排気音が限界かもしれません。

唯一気になるのは、ラジエターのファンが信号待ちしているときに頻繁に動いている点ですね。空冷に見せかけて、実は水冷のT120。そんなに暑い季節でもないのに、ラジエターのファンが頻繁に回っていて、夏場の暑い時期なんて大丈夫なんだろうか・・・とちょっと心配になりました。

ハンドリング

ハンドリングですが、とても素直です。変なクセはなく、曲がりたい方向にスッと曲がってくれます。

アクセル

アクセルワークですが、初めての電子制御方式のスロットルのためか、今まで慣れ親しんできたケーブルに比べてすごい軽いし、レスポンスも早いですね。
遊びがないのが少し怖いですが、慣れでしょうか。

クラッチ

アシストクラッチがついているので、1200ccとは思えないほど軽いです。ただ、そこまで軽いわけじゃなく、渋滞に巻き込まれたらやっぱり左手が疲れます・・・

トルク

一番特筆すべきは、力強さ(トルクがすごい)です。
クラッチをつないだだけで、押し出される感覚、ゼファーとは全然違います。
今までのゼファー750RSはクラッチをつないだだけでも押し出される感覚はなく、スロットルを開けてモワーっと回転を上げていくとスピードが乗っていくタイプでした。
一方ボンネビルT120は、1速→2速、2速→3速のように、ギアチェンジをしてクラッチをつないだ瞬間にドンと押し出される感覚です。
とても力強いです。

振動

振動についてですが、同じ2気筒のホンダT500を乗っていたときの高速時の振動はすごく、手がかゆくなるくらいでしたが、ボンネビルT120は不快な振動は全然感じられないですね(100km巡行です)。
3000回転を超えたくらいからちょっと気になるようになりますが、ギアが6速まであるので、高速でもそこまで回転数を上げることもなく、全然余裕です。
4気筒並みの快適さを2気筒でも味わえます。

ただ、ハーレーのような車体がブルブル震えるようなドコドコ感が欲しいという方には、ちょっと物足りないかもしれません。

6速ギア

ギアチェンジですが、街乗りだったらまず6速まで使わないです。3速で40km~50km出ますので、街乗りでせいぜい3速~4速くらいです。
逆に辛いのが、低速なんですね。。1速でも20kmくらい出ちゃうので、動いているような渋滞でも半クラを多用することになります。よって左手酷使で疲れます。。

積載性

数々のレビューを見ていてみんな言うのが積載性のなさですが、本当に全然ないですね(笑)
ツールすら積むスペースがありません。車検証をシート下に置くのが限界です。
しょうがないので、ツーリングバッグを購入し、その中にツール関係を積んでおくようにしています。

アクセサリー

グリップヒーターがついています。初めてのグリップヒーターでしたが、これはイイですね。
OFF、LOW、HIGHから選べるのですが、LOWでもかなり温かいです。
高速の時の手の寒さがだいぶ楽になりました。

あと、USB給電できるソケットが、ハンドル左側と、シート下に入っています。

その他ETCもシート下に入っています。

総評

色々と書いてきましたが、とりあえず楽しめるバイクを買ってよかったと思いました。

クラシックなたたずまいでありながら、新しい技術を使った乗り心地の良いバイクだと思います。

一番の懸念点は、国産でない外車であること。

不具合が出ないことを祈りつつこれから楽しんでいきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

小幡剛史(おばたたけし) 1984年5月15日生 2018年12月に独立した30代のさいたま市浦和区の税理士です。 クラウド会計を活用して経理効率化が得意です。 二児の父です。 週末はスーパーに開店前から並んで、賞味期限ギリギリ激安おつとめ品をゲット!することが最近のマイブームです。 趣味はバイク(ゼファー750RS)・写真(NikonD610)・家庭園芸・DIY・レザークラフト・山登りです。